シャワーホース付きの カラン(蛇口)を使っている方は多いかと思います。
トラブルの種類としては、
とまらなくなった
出なくなった
熱くならない
冷たくならない
と いろいろありますが、今回の修理は、そのなかでも
「出る量が 少なくなった」というものでした。
原因は 次のようなものが考えられます。
カランのストレーナーが詰まっている
止水弁が壊れている
レバーハンドル式のものですと カートリッジや吐水の切り替え弁を
交換したり カランや給湯器のストレーナーを掃除するとほとんどの場合直ります
今回は、違いました。
判りますか? 穴の中に白いものが見えてます。
これ、シャワーホースの内側の部分がしぼんで通水を妨げているのです。
人でいうと腸閉塞とか 血管が詰まるような状態です。
15年以上利用している シャワーホースで メタルタイプのものでみられる症状です。
ホースブレード内のチューブがしぼんでしまい 通水路が塞がり お湯や水の出る量が
少なくなるまたは、でなくなります。
修理はホースの交換しかないのですが、チューブの劣化が原因ですので やがてチューブが破れ
水漏れを起こします。
大抵の場合 水漏れが先に発生することがおおいのですが、今回は水漏れせずチューブが塞がりました。
交換部品の手配に数日かかる部品ですので、おかしいと思ったら早めの対応が修理代の節約になるかと思います。
部品到着が待てずに何万円もするカランの交換になることが多く、修理できるのに勿体無い場合が多いです
キッチンやお風呂のお掃除をするときに一度 シャワーヘッドを外してチェックしてみてはどうでしょう。
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担当:室 栄司